〜仙台のヨガスタジオ〜
Studio Makana[スタジオマカナ]
ヨガティーチャーしょうこです。
今日はヨガのポーズ(アーサナ)ではなく、ヨガの教えについて少しご紹介したいと思います!
いわゆる「ヨガ哲学」と言われるものです。
このヨガ哲学。
「なんだか難しそう」とか「ちょっと怪しそう」(笑)とか…
そんな印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、私たちの日常生活に活かせる素敵な教えがた〜くさんあります!
動くだけじゃないヨガの教えが、ヨガの魅力でもあり、ヨガが何千年も前から人々に愛され続けている理由のひとつかも知れませんね。
これからこの「おうちYOGA」のコーナーでも少しずつご紹介していきたいと思います♪
本日は「ATHA(アタ)」という言葉をご紹介します。
ATHA(アタ)=「今、この瞬間この場所」という意味を持つサンスクリット語の言葉です。
私たちは、毎日毎日。
本当にたくさんのことを考えながら生きています。
そして意外にも、今この瞬間を味わうこと無く、思考が過去や未来へ行っている時間がとても多いことに気付きます。
◆なんであんな事言っちゃったんだろう
◆あの時ああすれば良かった
◆ミスや失敗を悔やんで、その事が頭の中でグルグル・・
◆明日の〇〇大丈夫かな?ちゃんとできなかったらどうしよう
◆将来への漠然とした不安
普段何気なく過ごしている時。
・もう過ぎてしまった過去への後悔
・まだ起きてもいない未来への不安
が頭の中をぐるぐる駆け巡っていないでしょうか?
意識が過去や未来に行っている時は、ネガティブな考えが顔を出しがちです。
そして、心に不安と不要なストレスを溜め込んでしまいます。
そんな時、意識を「今、この瞬間この場所」に向けると心が穏やかに。
平和や感謝の気持ち、ポジティブな気持ちが生まれやすくなります。
ヨガでは、この「ATHA(アタ)」に留まることを大切にしています。
でも、ATHA(アタ)に留まるって意外と難しい…。
そんな時は「呼吸」の出番です!
難しく考えずに自分の呼吸に意識を向けていきます。
吸って〜・吐いて〜・吸って〜・吐いて〜……
ゆったりと呼吸を繰り返します。
その時、自分の呼吸を見守るように、呼吸に意識を向けていきます。
途中で…
「あれ?またなんか違うこと考えてた!」
そんな自分に気付いたら再び呼吸に意識を戻す。
これを繰り返していると、いつの間にか気持ちがATHA(アタ)に。
今こうして呼吸ができていること(生きていること)に感謝の気持ちが生まれてきたり。
今すでにある幸せに気付くことができたり。
過去や未来にとらわれず、今の自分を認め愛することができたり。
幸福感やあたたかい気持ちが生まれてくるはず。
不安やストレスを溜め込んだままにしていると、幸せを感じる心が閉ざされてしまいます。
心の元気を保ってあげるために♡
まずは、毎日の生活の中に…
「ゆったりと呼吸に意識を向ける」
そんな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
Mahalo♡